狛犬の夏休み 〜再受験で入った医学生のブログ〜

20代後半で再受験。某国立大学医学生のブログ。普段考えたことをおもむくままに書いていきます。医学生の日々の生活や趣味、受験時のことなども書いていこうと思います。

勉強に対するモチベーションを上げるためにはどうすれば良いのだろうか

どうも再受験で入った医学生狛犬です。

 

今日は流石にCBTの勉強進めました・・・心臓のこととか大血管に関する病気とか循環器は一通り学習し終わったので、今は内分泌を勉強しています。

 

循環器も心電図やら前負荷、後負荷、心拍出量の関係やらあと禁忌が多かったりとややこしかったのですが、内分泌もかなりややこしいです。

 

視床下部→下垂体→それぞれの臓器みたいに物質が伝達されていくんですが、臓器ごとにホルモンがあってそれを誘発するホルモンもあって更に抑制するやつもあって・・・みたいに連鎖してるんで混乱するんですよね。

 

もちろんそれぞれのホルモンにはちゃんと役割があるわけで、もしホルモンが過剰になったらどんな体の異常が出るかっとか何種類も覚えるないといけないことが積み重なっていくのです。

 

私にとっては内分泌が一つの山場ですね(その次は産婦人科あたりでしょうか)。

 

ところで勉強ってどんなモチベーションを持てばできるんでしょうか・・・

 

例えば、今日やった勉強は次がモチベーションでした。

 

CBTにギリギリでもいいから受かる

 

でもこれって後ろ向きなモチベーションですよね。勉強しないと留年する、つまりやらないと自分の不利益になるから勉強しているわけです。

 

それでは少し残念なので、今回はちょっと前向きなモチベーションも考えて勉強していました。

 

CBTに受かったら国家試験も受けられて医者になれてその時に今の知識を活かすことができる

 

かなり前向きになったんじゃないでしょうか。しかし、これで勉強も捗るかっていうとそうでもないんですよね。

 

医者になれた時なんて順調に行って3年後だし、本当に今の知識を使うか確証はないし、正直に言って現実味が無いです。こんなこと考えても嫌々勉強してる感はぬぐえません。

 

でもたまに嫌々勉強していない時ってありますよね。私も医学部再受験の時がそうでした。私は一般的に言って嫌々勉強しない(ガチで勉強する)時って二つのパターンしか無いと思っています(少なくとも私は次の二つしかありませんでした)。

 

まず、徹底的に追い込まれた時

 

医学部再受験した時、仕事を辞め、落ちたらニート人生確定って状況で本当に半年間死ぬ気で勉強していました。もちろん医者になって誰かを救いたいという前向きなモチベーションもあったかとは思いますが、ほぼほぼ追い込まれていたから勉強できた要素が強いと思っています。

 

その次に、誰かにマウント取りたい時

ゲームなんかがそうですよね。誰かよりも上になりたい、誰かに認められたい、そうやってみんな熱中して時間が過ぎていくわけです。でも勉強はマウント取れた!っていう結果を得られるまでの過程が比較的長いので、なかなか熱中できる人は少ないようです。最初に挙げた徹底的に追い込まれた時よりかはこのモチベーションで勉強している人は少ないイメージです。

 

モチベーションを上げたかったら上の二つの場合を作り上げるもしくは二つの時が来るのを待つしか無いと思います(それをモチベーションと呼んでいいものか疑問ですが・・・)。少なくとも私の人生を振り返ってみると上の二つの時しかガチ勉強していませんでした。

 

結局人間も動物である限りは、本能的に生命の危機レベルでないと通常の勉強みたいな無駄と思える行動はしにくいんですよね。

 

しかし、たまに(千人に一人くらい)本当に知識欲の塊みたいな人がいるから驚きです・・・

 

追い込まれているわけでもないのに普段から凄い勉強していて、にも関わらず誰にもマウント取っている様子も無いような人・・・

 

いつかこういう人の心理っていうか頭の中を解明してみたいと思っています。

 

それでは